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「一帯一路」構想に参加したヨーロッパの惨状

ヨーロッパ諸国は中国政府が提唱した「一帯一路」構想に賛意し、参加しましたがそれが却ってヨーロッパに仇となってしまったのです。参加諸国が経済効果を期待したものの、中国企業がその利益を吸い取ってしまいヨーロッパには利益が回ってこなかったのでした。更に中国はハンガリーを味方にしたことによって、ヨーロッパの統一が乱れるという懸念も見られます。
また中国の「一帯一路」構想について、「一帯一路構想は、傲慢な中国の覇権主義の象徴である巨大な中国の世界制覇の野望が、根底にあるのだ!! 簡単に、一帯一路構想に与するのは問題がある」ことに対して、「こんなものに参加すれば身を滅ぼす。」という指摘があり、「一帯一路は、所謂、『俺の物は俺の物、お前の物は俺の物』っていう何を企んでるのか分かりませんが、そういう目論見の野望じゃないではないでしょうか?」「中国経済は切羽詰まっているため、中国の製造業に仕事を与えるために世界各国に対して『一帯一路』構想を提唱した」という声もありました。

『再び中国包囲網へ』
(1)EUが中国に対してそれなりの対応をしてきたのは、高い経済成長率が魅力だからである。
中国政府の打ち出した「一帯一路」構想
へ、日米の反対を押し切って参加したのは、経済的な波及効果を期待したからである。
しかし、EUの目論見は大きく外れ、結果は惨憺たるものだった。
一帯一路構想プロジェクトの受注工事は中国企業が90%を受注、残りは地元企業。
なんと、EU企業にはお呼びがかからなかった。
EUにとって、一帯一路は何のメリットもなかった。
それだけでない。
中国はハンガリーに資金援助して味方につけたから、今後のEUの統一行動がハンガリーによって乱されかねない。

(2)一帯一路構想を餌にして、中国はEU分断工作にも乗り出していたのだろう。
裏切ったのか、騙されたのか。
EUの中国への怒りは心頭に発した。 
そこで、EU加盟28ケ国のうち、ハンガリーを除く27ケ国の駐中国大使が、一帯一路構想に対する異例の共同抗議書を中国政府に突き付けた。
それにしても、中国の経済力は噂通り傾いているのかもしれない。
習近平国家主席が宣言するように、今後の中国経済に世界覇権を手にする勢いがあれば、ここは将来を見据えてEUも我慢する。
思うに、「中国経済の発展もここまで」とばかりに限界を見切ったのだろう。
駐中国大使であれば、毎日の動きの中で、そんな気配を察知するのは難しいことではない。

(3)中国外交は本質的に狡猾であるから、例えば、ASEANではカンボジアを援助し、EUではハンガリーに恩恵を与え、中国の代弁国に仕立て上げて味方を増やす。
ところが、EUの統一を分断しようとする中国に対し、EU27ケ国の駐中国大使が一斉に抗議した。
EUの団結力を見誤った中国は窮地に立たされた。
一帯一路構想を通じて勢力を拡大しようとする中国の野心に気づき、中国に対して強い懸念を抱き始めた。
今年の2月中旬に開催されたミュンヘン安全保障会議では、EU有力国の高官が一斉に一帯一路構想に疑問の声を上げ、対抗策を講じるべきであると発信している。

(4)そんな経緯と背景のためだろうか。
習近平が困った時の猫なで声で日本に擦り寄り、一帯一路構想への協力を呼びかけている。
米国やEUの嫌われ者に成り下がった中国が慌てて日本へ駆け込んだ。
しかし、世界の流れは中国にとっては残念な方向に変わろうとしている。
一帯一路構想への対抗策として安倍総理が提案してきた日・米・豪・印4ケ国共同のインド太平洋戦略構想に対して、トランプ大統領が強い関心を示した。
宿敵の安倍総理が構築する中国包囲網に対して、EUを味方につけて対峙しようとした習近平が迂闊にもEUに嫌われた。
これ以上の下手を打てば、EUもまた中国包囲網に参加して、習近平は自らの身の置き場所を更に狭めることになりかねない。
 それにつけても、安倍政権を支持しなければならない。

★一帯一路とは、中国西部から中央アジアを経て欧州に達するシルクロード経済ベルト(帯)と中国沿岸部から東南アジア・南アジア・中東・東アフリカを経て欧州に至る21世紀海上シルクロード(路)の事。

https://www.facebook.com/groups/532989830223365/permalink/842456425943369/ より

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